以前の記事には、
<参考 無リスク資産の運用に個人向け国債を加えます。 >
『無リスク資産は、リーマンショックぐらいの金融危機の底の時、
無リスク資産の35%がリバランスで株式などを購入し、
残り65%はそのままでした。
(あくまで僕の資産配分(アセット・アロケーション)での話です。)』
こんな事を書いてます。
ありゃ、根拠のデータが無いですね??
根拠のデータが無かったので探してみました。
金融危機がおきるとどうなるのかってことを以前、考えました。
<参考 金融危機は覚悟しましょう >
アセット・アロケーションのモデルを作ります。
日本株式 25.0%
先進国株式 45.0%
新興国株式 5.0%
外国REIT 5.0%
無リスク資産 10.0%
外国債券 10.0%
アセットアロケーションモデルは金融危機にあるとどうなるんでしょう?
金融危機をシュミレーション
金融危機直後はどうなるんでしょう?
金融危機は、2007年10月から2009年3月のデータを使用して
リーマンショックを想定しています。
<使用データ>
・日本株:1306 TOPIX連動型上場投資信託
・先進国株:IVV(円に換算)
・新興国株:EEM(円に換算)
・外国不動産:IYR(円に換算)
・外国債(米国):ドル円
こうなりました。
資産総額の下落幅は、50.3%です。
日本株式 21.2%
先進国株式 33.8%
新興国株式 3.8%
外国REIT 3.8%
無リスク資産 19.9%
外国債券 17.6%
ここで、リバランスをして元のアセットアロケーションに戻します。
リバランス時期が分かるのか?っていう話はおいといてください。
無リスク資産、外国債券の半分は、リスク資産に配分されて、
元のアセット・アロケーションになります。
日本株式 25.0%
先進国株式 45.0%
新興国株式 5.0%
外国REIT 5.0%
無リスク資産 10.0%
外国債券 10.0%
あらっ、以前の結果と違ってる。
『無リスク資産の35%がリバランスで株式などを購入し、
残り65%はそのままでした。』
正しくは、
『無リスク資産、外国債券の約46.7%がリバランスで株式などを購入し、
残り約53.3%はそのままでした。』
でした。
まとめると
リーマンショック以上のの金融危機が来たら別だけど、
だいたい、無リスク資産、外国債券の半分くらいは、
リバランスとかしないので、現金化できないような
たとえば、財形貯蓄年金のような商品にしてもいいかな。と思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿