2016年10月7日金曜日

税制改正が実現したらNISA運用はどうしよう??

金融庁が平成29年度税制改正要望項目を公表しています。

要望書の中には、積立NISAなるものがありました。


Donutsの旅と資産運用日記: 税制改正要望項目の積立NISAって?Donutsの旅と資産運用日記: 税制改正要望項目の積立NISAって?

現行NISAにも改正要望が含まれています。


現行NISAの要望事項


他の要望事項として、非課税期間(現行:5年間)終了時の対応、
投資可能期間(現行:平成35年まで)の恒久化がありました。
非課税期間の5年間は、そのままだけど、制度としてはずっと続く
恒久化を要望事項としてあげてました。

その次に書かれていた現行NISAにおける非課税期間終了時の対応には、
現行NISAについては、投資可能期間(現行:平成35年まで)の恒久化に加え、
非課税期間(5年間)終了時の対応を要望とあり、
含み益が出ている場合と含み損が出ている場合の2つのケースが説明されてます。


含み益が出た場合



含み益、つまり、利益が出た場合は課税口座に払い出す場合は
払い出し時点の時価。これは現行と同じです。
違うのはロールオーバー、翌年の投資枠へ移管する場合で
年間投資上限額120万円を一定額超過してても、移管出来るとあります。

含み損が出た場合


また、含み損、利益が出てない場合は課税口座移管時が現行と違い、
そもそもの取得金額が払い出し価額となるとあります。
NISAの5年間の投資期間が終わって、損が出ても税金上は損にならない、
保有を続けていずれ価格が上昇するのを
待てばいいことになります。だいぶハードルが下がった気がします。

どちらかというと、積立NISAより現行INISAにおける非課税期間終了時の対応
の改定の方がいいですね。
投資期間5年間を20年までとはいかなくても、10年くらいになったらいいですね。

要望書なので実現するか分かりませんが、内容をみる限り
実現したらいいなぁと思いました。

要望書が実現したら


現行NISAでは、投資期間が5年間で
含み損が出たら税金上、損をする場合が出てくるので、投資対象が
株式で世界分散されたETFのVTを購入していました。
外国での課税はされちゃいますけどね。

でも、 もし制度改定が実現したら、 非課税の投資期間が経過して
含み損が生じても、税金上損をしないということになります。
なので、投資した商品は売らなければいいので、世界分散に拘らなくても、
自分のポートフォリオを見て割合の低い商品を選べばいいんだと思います。

例えば、自分のポートフォリオを見て、新興国株式の割合が低いなぁって思えば、
新興国株式を買おうとかでもいいですよね。
非課税期間が終わる5年後に、買った時の価格を下回っても、税金上損しないし、
特定口座に移して持っておこうと思います。

現行NISAだと5年間の投資期間で新興国株式は値下がりして含み損の可能性が
大きいなと思ってやめてました。

また、日本以外の先進国株式も割合をあげようと考えてます。


Donutsの旅と資産運用日記: 資産配分と資産運用方法を修正しました。Donutsの旅と資産運用日記: 資産配分と資産運用方法を修正しました。 


高配当の米国株式に投資するETFもいいかもしれませんね。
どんなのがあるのでしょうか?

また、調べてみようと思います。





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