2025年10月3日金曜日

大阪を観光、大阪中之島美術館で応挙と若冲を見て廻る!

 




関西で開かれた国宝の展示や名古屋の徳川家の国宝の
展示など美術館や博物館を見に行くようになりました。
今回、大阪で大阪中之島美術館で、応挙と若冲の
合作の屏風が展示されたので見に行きました。


大阪中之島美術館
















大阪中之島美術館は名前の通り大阪の中之島にあります。
中之島は、堂島川と土佐堀川に挟まれた東西に細長い島です。

















入口のホールには天井から灯篭のような灯りが吊るされています。
和風の雰囲気だと思ってたら隣で開催されていたルイ・ヴィトンの
展示会の飾りでした。ルイ・ヴィトンの展示は並んでいて盛況でした。


日本美術の鉱脈展
















展示のお題は『日本美術の鉱脈展』です。
若冲は、2000年に京都国立博物館で開催された展覧会を
きっかけに、空前の若冲ブームが巻き起こりました。
2000年以前は一般の人々にとっては若冲は「知られざる鉱脈」でした。
展示会は日本美術の鉱脈(まだ世に知られていない作者、作品)を
掘り起こし、「未来の国宝」を探していこうという企画で、
応挙と若冲の合作の屏風が展示されています。

円山応挙


円山応挙は、1733年に丹波(現在の京都府亀岡市)の農家に生まれました。
10代で京都に出て、狩野派の絵師である石田幽汀(ゆうてい)に
絵を学びます。その後、独自の画風を確立し、円山派という
大きな流派を創り上げました。

応挙は京都の四条通に画室を構えていました。
若冲は、1716年に京都の錦市場の八百屋(青物問屋)に生まれています。
若冲は応挙より17歳年上ですが、画室や生家が近かったため、
二人は「ご近所の絵師」だったそうです。

応挙と若冲の合作の屏風は、右の屏風は応挙の細かく丁寧にうろこを
描いている鯉、左の屏風には若冲の力強く描かれた鶏が描かれていました。

他には戦争で焼失され白黒図版のみが残る若冲の屏風を最新の
デジタル技術と学術的知見で復元をしています。彩色豊かな作品でした。




















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