2016年9月27日火曜日

税制改正要望項目の積立NISAって?

ゆうきさんのブログ記事で知りましたが、金融庁が
平成29年度税制改正要望項目を公表しています。


NISAの新しい20年投資枠「積立NISA」はバランス型ファンド限定になるのか? | ホンネの資産運用セミナー(インデックス投資ブログ)NISAの新しい20年投資枠「積立NISA」はバランス型ファンド限定になるのか? | ホンネの資産運用セミナー(インデックス投資ブログ) 

その他にも、金融庁の方と勉強会を行った記事だとか
投資ブロガーさんの行動力や情報は為になります。


平成29年度税制改正要望項目は、金融庁から今年の8月に出たもので、
要望項目だから正式に決まったことではないようです。
当たり前のことかもしれませんが、制度改定にあたっては、
こういった要望書を出して検討して改定されていくんですね。

金融庁の平成29年度税制改正要望について:金融庁金融庁の平成29年度税制改正要望について:金融庁 

現行のNISA


現行のNISAは、平成26年に始まり10年間、平成35年まで毎年、
新規投資額で120万円まで株式や投資信託などに投資し、
最長5年間、配当益や譲渡益が非課税となる制度でした。


積立NISAとは?


要望書のなかではNISAについての記述があります。

NISA以外にも税制について、いろいろ書かれてありますが、
NISAに関係するのは、『少額からの積立・分散投資の促進のためのNISAの改善』のところで、
新たに『積立NISA』の言葉があり、その特徴についても書かれています。

積立NISAは、現行のNISAとは選択制であること。

年間の投資金額が60万円と現行の120万円から
半分になっちゃうものの、非課税期間は20年間と5年間から
大幅延長だそうで、20年間の延長がいいですね。

ただ、長期・分散投資に適した一定の投資商品に限定、
定期・定額での投資(積立投資)に限定とあります。

買える商品が限定されて、積立でないといけないということ、
商品が限定されちゃうのはちょっとあれっと思うけど、
積立については現行でも毎月同額です。
でも、ETFなので積立というより毎月同額で購入だから
今回の積立NISAには当てはまらないかもしれないですね。

積立NISAの制度のイメージ


後ろの方の頁に、『積立NISA』の説明があります。

投資対象をグローバルに分散する。
投資時期を分散する。

というのが大きな考えです。

積立NISAの制度のイメージがあって、ちょっと具体的です。

非課税投資枠は最初の頁にあった通り、
年間投資上限額60万円、非課税期間20年。

投資対象商品は長期の積立・分散投資に適した一定の
投資商品とあり、バランス型ファンドや非毎月分散型ファンド等と
例として挙げています。

投資方法は、あらかじめ締結した契約に基づき定期・定額で投資(積立)を
行うものに限定とあって、投資対象商品と合わせて、
投資信託を定期・定額で購入するということですね。

現行NISAとの関係では、現行NISAとは選択的に利用可能とあり、
どちらか一方の方法で投資する事になります。

投資の考えついては、人により様々な事情があり、考えがあると思います。
若い方、特に20代の方には20年間の非課税投資期間を有効に使えるので、
とても良い制度変更だと思います。




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