以前、goggleのスプレッドシートで株価を取得して
管理を始めました。
<参考 Googleスプレッドシートで資産管理>
しばらくは上手くいってましたが、いつぞや、
投資信託の基準価格が表示されなくなりました。
資産集計は証券会社からデータを入手して使ってます。
困りはしないのですが、今現在の資産総額を把握するには、
やっぱり、スプレッドシートで価格を入手したいです。
スプレッドシートの関数
スプレッドシートで株価を入手するのは関数を
使います。関数はスプレッドシートに入力して、
様々な計算や機能が使えます。よく使う関数に
『SUM』があります。数字の合計を計算する
関数です。関数は種類がいっぱいあって、
どのように使うのか難しいものもあります。
<参考 Google スプレッドシートの関数リスト>
投資信託の基準価格をネットから
収集するには『IMPORTXML』を使います。
IMPORTXML
”IMPORTXML(URL, XPath クエリ)”を入力します。
”URL”は、参照するWEBサイトのアドレス、”XPath クエリ”は、
そのWEBサイトで引用する場所のようなものだと理解しています。
”XPath クエリ”がよく分からなかったのですが、
まさるさんのサイトが参考になりました。
”XPath クエリ”は、入手先のサイト構造が変わると
合わせて変えないといけません。どちらかが駄目になっても
すぐに切り替えられるように、今回は楽天証券と
三菱UFJ国際投信株式会社の2つのサイトから
データを調べました。
SUBSTITUTE
データを取得した時に三菱さんのデータには”円”が付きます。
これでは、数字データとして扱えません。”円”を取り除くには、
『SUBSTITUTE』の関数を使います。
テキストを別のテキストに置き換えができます。
『SUBSTITUTE』を使って、”円”を空白に変えます。
”SUBSTITUTE(IMPORTXML(〇,△),"円","")”
これで、数字データで扱えます。
楽天証券
スプレッドシート入力例
下記は『eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)』の例です。
他の投資信託を調べるときは、XPathは変えずに、
URLだけ表示させたい投資信託の
WEBサイトアドレスを変えます。
A | B | C | D | |
1 |
ファンド名
| 基準価額 | URL | XPath |
2 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | =IMPORTXML(C2, D2) | https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000ENA9 | //*[@id="MainPage"]/div[2]/div[1]/div/table/tbody/tr[1]/td[1]/span |
スプレッドシートの基準価額表示
三菱UFJ国際投信株式会社
スプレッドシート入力例
下記は『eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)』の例です。
他の投資信託を調べるときは、XPathは変えずに、
URLだけ表示させたい投資信託の
WEBサイトアドレスを変えます。
三菱UFJ国際投信株式会社以外の商品はXPathが変わります。
A | B | C | D | |
1 |
ファンド名
| 基準価額 | URL | XPath |
2 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | =SUBSTITUTE(IMPORTXML(C2, D2),"円","") | https://emaxis.jp/fund/252634.html | //*[@id="basedata"]/td[2] |
スプレッドシートの基準価額表示
Gooleスプレッドシートで資産管理の表を作る際に大変参考になりました!ありがとうございます。
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